四月(R6)

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春の花

 

 

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 @年会費は無料です。  

 A入会はいつでも可能です、入会は申込フォームに必要事項打込みの上送信して下さい。(登録ボタンをクリック)
  未央は登録に当り、会員登録番号を貴方にお知らせ致します。

 B投句は月3句と致します、送信後の修正は認められません。(投句ボタンをクリック)

 C登録番号、登録のお名前、アドレス等が登録時と一致しないときは無効とさせて頂きます。

 D毎月25日締切といたします。25日より遅れて送信されました句は翌月25日締切の扱いとなります。

 E句は当季雑詠とします。 夏の時期は夏の句 冬の時期は冬の句を送信して下さい。兼題は設定しません。

 F投句された皆様の句の中から10句〜15句入選とします。この10句〜15句は未央誌にも掲載致します。

 G上記選の中から3句を主宰特選とし、選評も掲載致します。
   更に特選3句は未央誌にも掲載致します。

 H会員の皆様はホームページの他の会員の句の中から「選句」(互選)を1句選。(選句ボタンをクリック)

 I「選句」(互選)は毎月15日締切と致します。(投句3句は毎月25日締切。選句1句は毎月15日締切)
   仮に今が4
と致しますと 4月25日迄にご自分の3句を送信、
未央は5月号にその3句を掲載致します。会員の皆様は4月号に掲載された会員仲間の句から1句選び

   4月15日迄にその句の番号を送信下さい5月号に皆様の句が何人の方に選ばれたかを明示します。

 K会員登録された方には見本誌を1回に限り謹呈致します。(既に誌友の方はこの限りではありません)
  未央誌がもしお気に入りになられた方は同封の振込用紙で年会費14.400円(12ケ月分 )
  又は7.200円(6ケ月分)お振込みください。

 

                                             以上

 

 

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投句及び選句の時は登録会員番号と登録のお名前を投句時選句時のメールに明記下さい。


 

 

 

 


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(この梅ボタンをクリックしてご自分の句を3句記入送信下さい、件名は「投句」とお書き下さい)
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     皆様の投句集と互選句集及び  しぐれ選約10〜20句特選3句   (スクロールバーを上下してご覧下さい)

  

     皆様の投句集  (3月25日締切分をこの4月号のページに掲載しております) 

 この中から1句選して番号を送信して下さい(例えば3−34が良いと思われたら3−34と送信)

  (投稿3句は4月25日締切ですが、選句は下記句から選んで4月15日までに送信下さい)

       投稿されていない方も好きな句がありましたら送信下さい但し登録者に限ります

3月投稿の皆様の俳句です この中から一番好きな句を選んで送信下さい、次月のページに句毎に選の数を載せます。

ネットで俳句会員投句集1月投句分です。公正を期する為、作者の名前は伏せてあります。
一番好きな句を一つ選んで戴き その句の頭の番号を3月15日迄にメール送信下さい。

※ホームページ機能上認識出来ない漢字はひらかなにて表示していますのでご了承下さい

 

 

 

3−1 紅梅の方に天守やあまつ風
3−2 道の辺にそよとふくらむ猫柳
3−3 火襷の壺に納まる玉椿


 

3−4 鶯に耳をそばだて城巡る
3−5 御座船の帰岸ゆるりと春浅し
3−6 俳人や雨の梅見を楽しまん

 


3−7 鶯の声にふと聞く京訛り
3−8 春しぐれはんなり濡らす石畳
3−9 春灯に揺れてをるなり高瀬川


 

3−10 体感に響くせせらぎ春の川
3−11 後ろより靴音一つ月朧
3−12 服加減半ばなりけり利休の忌


 

3−13 陵の時空は重し梅の花
3−14 のどけしや御陵の景も啼く鳥も
3−15 春風や埴輪は口を開け放つ

 

 

3−16 ぬるめよし晩酌一合おでん鍋
3−17 初雀垣根の光散らしけり
3−18 同年の生き死にぎわう焚火の輪

 

 

3−19 光る君ゆかりの舞台一人往く
3−20 マジックショープーチントランプカムバック
3−21 初蝶についていきたや彼の屋敷

 

 

3−22 川越のトルココーヒー濃し日永
3−23 はるかぜのうちをこぼるる俳句かな
3−24 のどやかやみんな脱税しているの

 

 

3−25 三つ葉芹一つ加はる朝餉の香
3−26 春疾風呻き声だす藪の竹
3−27 浮子沈み竿撓りゆく風光る

 

 

3−28 遠江ウインドサーフィン風初め
3−29 野面積み浜松城の梅の花
3−30 浜風に選抜競い夏を期す

 

 

3−31 鎌倉に和む風立つ立子の忌
3−32 春なれや霞たなびく近江富士
3−33 軌を一に来し空帰る雁の群れ

 

 

3−34 風吹いておどけて舞ふは春の蝶
3−35 花一つ開き村中大騒ぎ
3−36 花見酒名曲添える苑の鳥


 

3−37 バス旅行しおり開けば春の唄
3−38 玄関先ふと立ち止まる初音かな
3−39 日の当たる坂道上る春ショール

 

 

3−40 黄梅や鳶が鳶追ふ谷戸の寺
3−41 天を衝くほどに空豆孕みをり
3−42 初午や吟醸供ふ農詩人

 

 

3−43 春雷に開眼したる杜のもの
3−44 春雨に少し膨らむ庭の石
3−45 春の雲去つて一景改まる

 

 

3−46 鳥一羽見え隠れして早春賦
3−47 はくれんの蕾ふくらみ天を突く
3−48 老梅やうろが有ても咲き匂う

 

 

3−49 春蘭に武将の起居ふと見たり
3−50 野遊びに普段の心解き放つ
3−51 花菫スマホのカメラぐつと寄せ

 

 

3−52 土間の奥種物箱を背に主
3−53 ものの芽の二歳の靴の跡うすし
3−54 勤め終へ僧去る廊下春一日

 

 

3−55 春愁を払ふ海光観世音
3−56 天平の礎石おほらか花薺
3−57 春の風邪声のよく似て三姉妹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


 





 

 

 

 

 

 

                   

   

    互選句(皆様の選んだ1句) (3月15日締切分)   

     (   )内の数字は互選得票数です

投句されていなくても登録されてる方の選も掲載しています

好きな句、互選どしどしメール下さい(投句されていない方も互選OKです)

 

月号のホームページに掲載された皆様の句から
一番良いと思われる句をこの4
月号に掲載しております。

 

2−2 春小袖甘納豆のとりどりに      垣内孝雄      1人選あり

2−8 年豆を齢もろとも放り込む       美々杏里    1人選あり

2−11 仕事終え天満宮の梅見かな      浦島太郎    1人選あり

2−13 行裏にわかれの匂う年賀状        二宮    1人選あり

2−16 万物の身じろぎもせぬ霜の朝     奥村僚一    1人選あり

2−20 大股のひとに抜かれし朧月        赤野四羽   2人選あり

2−22 校庭にボール追ふ声日脚伸ぶ     高橋 泉也   1人選あり

2−24 蕗味噌やいにしえの恋ほろ苦し     高橋 泉也    1人選あり

2−25 にじりぐち軸の雛に迎えらる      中村宗定    1人選あり

2−30 寒雀痩せた身体を膨らます       矢野敬和    1人選あり

2−31 ややありてうぐひすのこゑかぜのこゑ  辻 雅宏   3人選あり

2−34 青空へ微笑み返し梅ふふむ    赤塚隆夫       1人選あり

2−35 白梅に無言の鳥の舞であり      赤塚隆夫    1人選あり

2−37 懸想文鞄に深く入れにけり     西田順紀      1人選あり

2−40 石庭を無音無色に春の雪     前田守康      1人選あり

2−44 大御堂童も担ぐ竹送り      西条賢次      1人選あり

2−55 神苑のここに始まる菖蒲の芽    郷原和美      1人選あり

2−57 菖蒲の芽水に厚みの生まれけり   郷原和美      1人選あり

 

 

 

 

 

 

              

    

     しぐれ主宰選の句 及び特選3句 (前月の皆様の投句の中から選んでいます)

 

3月号に掲載された皆様の句の中から主宰が選を致しました。

 

 

2−1 水鳥の水脈の流るる平瀬かな            垣内孝雄

 

2−3 鳥たをやかに川下りゆく              垣内孝雄
原句(たをやかに下るる川や都鳥)

 

2−6 春の雪この世の穢れ隠すかに            嵐麿
原句(春の雪この世の濁をかくすかに)

 

2−7 教室の?梅の香にたじろぎぬ           美々杏里

 

2−9 春隣ベンチに鳩の寄り来る           美々杏里
原句(鳩寄せてをりしベンチや春隣)

 

2−10 盆梅の並び静寂の奥座敷             浦島太郎
原句(盆梅の並ぶ座敷にある静寂)

 

2−12 巫女過ぐる白梅ちらと見上げつつ         浦島太郎
原句(巫女過ぎる白梅ちらと見上げつつ)

 

2−13 行間にわかれの潜む年賀状            二宮
原句(行裏にわかれの匂う年賀状)

 

2−15 豆を撒く母とよちよち歩きの子          二宮
原句(母と子のよちよち笑う節分に)

 

2−16 万物のしづまり返る霜の朝            奥村僚一
原句(万物の身じろぎもせぬ霜の朝)

 

2−17 枯草の色だしきれぬ絵筆かな            奥村僚一

 

2−19 春菊匂ふ駅前の蕎麦が好き            赤野四羽
原句(駅前の蕎麦の春菊入りが好き)

 

2−21 人生に言祝のとき梅の花            赤野四羽
原句(梅の花人生きたれば人言祝ぐ)

 

2−22 校庭にボール追ふ声日脚伸ぶ          高橋 泉也

 

2−24 蕗味噌やいにしへの恋ほろ苦き  高橋 泉也
原句(蕗味噌やいにしえの恋ほろ苦し)

 

2−25 躙り口ひひなの軸に迎へられ          中村宗定
原句(にじりぐち軸の雛に迎えらる)

 

2−26 迎春花かごめかごめの正面に          中村宗定
原句(黄梅やかごめかごめの正面に)

 

2−27 春しぐれ子の泣いて止み降りて止み       中村宗定
原句(降りて止み泣いて止む子や春しぐれ)

 

2−28 日本を憂いて鳴きぬ冬鴉             矢野敬和

 

2−29 一椀の漆の艶や淑気満つ             矢野敬和
原句(汁椀の漆の艶や淑気満つ)

 

2−32 初音より社の朝の始りぬ            辻 雅宏
原句(お社の朝の始むる初音かな)

 

2−33 妻留守の厨に残る寒さかな             辻 雅宏

 

2−34 青空へ微笑み返し梅ふふむ             赤塚隆夫

 

2−35 白梅や鳥は無言に舞うてをり           赤塚隆夫
原句(白梅に無言の鳥の舞であり)

 

2−36 紅梅や鳥饒舌に舞ひつづけ             赤塚隆夫
原句(紅梅に饒舌の鳥つぎつぎと)

 

2−37 懸想文鞄の底に仕舞ひけり           西田順紀
原句(懸想文鞄に深く入れにけり)

 

2−38 立ち尽くし古書肆の主懐手          西田順紀
原句(懐手して主立つ古書肆かな)

 

2−40 無音無色石庭の春の雪           前田守康
原句(石庭を無音無色に春の雪)

 

2−41 冬の雨遠くに烟る嵐山            前田守康
原句(嵐山を遠く煙らす冬の雨)

 

2−44 大御堂童も担ぐ竹送り            西条賢次

 

2−47 濃紅梅曇天に色失へり            河野雅
原句(曇天に色を失ふ濃紅梅)

 

2−49 悴むは死語なり我は丘に立つ          游々子
原句(悴むは我に死語なり丘に立つ)

 

2−50 一生の何年分の初さくら           游々子
原句(一生の幾年逢ひし初ざくら)

 

2−51 寒明やロマンスとなる二楽章           游々子

 

2−53 春泥のとろりと動くものは何          中村一

 

2−54 路地裏も賑やかとなり猫の恋            中村一

 

2−56 菖蒲の芽秘かな風のよりどころ          郷原和美
原句(密かなる風のよりしろ菖蒲の芽)

 

2−57 菖蒲の芽水に厚さの生れけり           郷原和美
原句(菖蒲の芽水に厚みの生まれけり)

 

 

特選3句の選評

2−31 ややありてうぐひすのこゑかぜのこゑ    辻雅宏

すべて平仮名表記の一句。おそらく竹藪の中から聞こえて来る鶯の声であろう。
鶯が鳴いたと思って足を止めると、竹藪からの藪騒が聞こえて来る。そしてややありて鶯の声がする。
鶯の声と風の声。その一音一音が平仮名表記によって言い表されているように感じる。

 

2−45   帰雁とて惻隠の情伝へたく    西城賢次
      原句(惻隠の心を伝てよ帰る雁)
「惻隠の情」は人をいたわしく思う心、あわれみの情のことである。
日本に留まっていた雁もそろそろ北方へ帰る季節となった。
その雁に対しての惻隠の情でもあり、戦の止まぬ北方の人々を思っての惻隠の情でもあろうかと思う。
春は別れの季節でもあり、全ての人々に発した言葉とも思える。

2−48  平和とは梅を眺むる心より    河野雅
       原句(平和とは梅を眺める心より)
未央三月号の「古壺新酒」にも書いたが、戦争や震災など世の中は平和とは言えない日常が続いている。
しかし自然は梅の花を咲かせ、つづいて桜を咲かせてくれる。
この一輪の梅を愛でることが平和なのだと表現する作者。
今の渾沌とした世界だから、一層その感覚に賛同出来る。
俳人ならではの素晴らしい世界観をもつ一句である。 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春灯

 

 

 

 

 

 

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