十月号(R2)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。
さて、コロナウイルスの「緊急事態宣言」も一応解除されましたが、 第二波の危険性もありまだまだ安心はできません。

10月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

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未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

今朝の秋世の片隅に句を綴り

大琵琶の涯は異界へ銀河濃し

稲光縄文よりの農耕史

稲の花神へ仏へ道岐れ

鳶の輪の沖へかたぶき初嵐

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 10月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

七十五年目の祈り      古賀しぐれ

蝉の一生千年の杜に果つ

朝曇七十五年目の祈り

しんしんと祈りの中へ蝉時雨

今朝の秋世の片隅に句を綴り

湖暮れてゆく迎火の点りゆく

大琵琶の涯は異界へ銀河濃し

寺の子の習字は不得手星祭

稲光縄文よりの農耕史

稲の花神へ仏へ道岐れ

はじめから逃ぐる算段稲雀

風の廻廊新涼の浮御堂

鳶の輪の沖へかたぶき初嵐



加藤 あや

鶏頭のゆつくり傾ぐ日照り雨

寝室へ通ず階段月の窓

薑やおまけのごとし老い背負ひ

 


多田羅 初美

迎火を征きて帰らぬ父に焚く

父恋ひの句を詠みつづけ終戦日

戦死せし父の植ゑたる柿熟るる

 

北川 栄子

カーテンを開け月光と寝まりけり

秋茄子の一夜漬もて食戻る

草の戸の静けき闇に地虫鳴く


 

福本 めぐみ

梨木の一歩に溢れ萩の蝶

萩の宮黒紋付に舞ひ始む

萩に舞ふ扇波にも剣にも


 

 

松田 吉上

鵙猛る彫師は顔を上げぬまま

錆色は時を積む色破はちす

木地のまま寂ぶる神将秋つばめ

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

寝室へ通ず階段月の窓  加藤 あや

戦死せし父の植えたる柿熟るる  多田羅 初美

秋茄子の一夜漬もて食戻る  北川 栄子

萩に舞ふ扇波にも剣にも   福本 めぐみ

木地のまま寂ぶる神将秋つばめ  松田 吉上

 

須磨

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