九月号(R2)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。
さて、コロナウイルスの「緊急事態宣言」も一応解除されましたが、 第二波の危険性もありまだまだ安心はできません。

8月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

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未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

勤行や朝影抱く花蓮

華厳宗大本山の蝉時雨

美しき刻を封印花氷

龍と見ゆ観音と見ゆ滝頭

夜の秋未読のままの歎異抄

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 9月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

月のにほひ      古賀しぐれ

弔句千原叡子さま
夜の秋椿子物語閉づる

夏逝くや比叡の落暉美しき

文字涼し俳句は縦書きに限る

日日草歩くことより句の生れ

月見草月のにほひの夕しづく

勤行や朝影抱く花蓮

笙のごと正倉院の蝉しぐれ

華厳宗大本山の蝉時雨

美しき刻を封印花氷

一瀑布地球は無二の水の星

龍と見ゆ観音と見ゆ滝頭

夜の秋未読のままの歎異抄



加藤 あや

アールグレイ際立ちにけり今朝の秋

郊外の残暑の駅に待合はす

コロナ禍のかててくはへて秋暑し

 


多田羅 初美

英霊の父恋ふ門火孫と焚く

手花火の辺りの闇を煙らする

コロナ禍の三十五度と言ふ秋暑

 

北川 栄子

省略もやむなきコロナ禍の墓参

客人に解く精進や盂蘭盆会

死ぬふりをして新涼を待ちにけり


 

福本 めぐみ

新涼や顔に打ち込む化粧水

きつぱりと物言ふ人や竹の春

風止めばたちまち秋のあとしざり


 

 

松田 吉上

稲妻や海賊島の見張り台

家系図に俳徒がひとり門火焚く

峡村の星の匂へる霊迎

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

郊外の残暑の駅に待合はす  加藤 あや

英霊の父恋ふ門火孫と焚く  多田羅 初美

客人に解く精進や盂蘭盆会  北川 栄子

きつぱりと物言ふ人や竹の春  福本 めぐみ

峡村の星の匂へる霊迎  松田 吉上

 

黒部

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