十月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

 

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

7
月の例会も学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

ヒタキをクリック下さい約15秒啼きます

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

一筋の風のソリスト法師蝉

独唱の果の沈黙法師蝉

夕闇を待つ地蔵会の浦小路

竹林は終日の闇虫集く

一斉に逃ぐるが勝ちの稲雀

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 10月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

東京沸騰      古賀しぐれ

聖火とは平和の灯り原爆忌

オリンピアン勝者敗者に秋立ちぬ

聖火消え大東京の銀河濃し

湖風に攫はれまいぞ門火焚く

文月の机上に遺る医書俳書

一筋の風のソリスト法師蝉

独唱の果の沈黙法師蝉

夕闇を待つ地蔵会の浦小路

酒蔵の井を守る地蔵会の灯る

草濡れてをりしんしんと虫の秋

竹林は終日の闇虫集く

一斉に逃ぐるが勝ちの稲雀

 

 



加藤 あや

飛んできし少女の帽子草の花

蜩のひと鳴き静寂置いてゆき

瓦屋根続く一村柿熟るる

 


多田羅 初美

爽やかな名乗りの声に覚えあり

一番の句敵は吾子ホ句の秋

コロナ禍の又も台風接近す

 

 

北川 栄子

稲刈や切藁ふくよかに匂ふ

近江野の豊かさ靡く稲筵

閉すには惜しき虫の音雨戸閉む


 

福本 めぐみ

小鳥来る水無瀬の森といふケージ

小鳥来る書き散らかしてゐる机辺

糸瓜棚窓に寄せたる文机


 

 

松田 吉上

神将の十指のつかむ秋の冷

詩語ひとつ拾ふ蓮の実飛びてより

露の野や鹿一塊となり眠る

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

蜩のひと鳴き静寂置いてゆき  加藤 あや

コロナ禍の又も台風接近す  多田羅 初美

近江野の豊かさ靡く稲筵  北川 栄子

小鳥来る水無瀬の森といふケージ  福本 めぐみ

詩語ひとつ拾ふ蓮の実飛びてより  松田 吉上

 

永観堂の紅葉

eikandou

 

 

 

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