二月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

 

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

2月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

 

 

ヒタキをクリック下さい 約30秒啼きます

 

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

俳諧は枯淡のしらべ冬椿

冬の梅墨書の語る為人

美しき朝合掌の息白し

二〇二〇年空白の暦果つ

春支度松竹梅は寺領より

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 2月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

一陽来復      古賀しぐれ

総身に月光まとひ大枯木

枯木道太陽が往き月が往き

冬帝へ皇帝ダリア挙手の礼

蘆原の日当つてをり枯れてをり

大くさめ釣果逃してしまひけり

俳諧は枯淡のしらべ冬椿

冬の梅墨書の語る為人

美しき朝合掌の息白し

一陽来復蘇れ青き地球(ほし)

諸人に貴方にメリークリスマス

二〇二〇年空白の暦果つ

春支度松竹梅は寺領より

 

 



加藤 あや

松とるや身を切るやうな風の中

手伝ひの身の丈ほどのとんど棒

寒鴉お前もひとりぽつちかい

 


多田羅 初美

懐手して沈黙の人となる

冬の月あつといふ間に雲の中

群れに伍すことに始まる寒雀

 

北川 栄子

買初の珈琲香る昼下がり

家鳴りして雪の重さに耐へにけり

笑声初電話よりあふれけり


 

福本 めぐみ

城深く梅を探りて埋門

冬菊の倒れながらも咲き継ぎぬ

水仙の古木の裾を豊かにす


 

 

松田 吉上

法灯のゆらぎの奥の寒さかな

風音に神代の記憶返り花

修復の桧皮の匂ひ冬ぬくし

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

寒鴉お前もひとりぽつちかい  加藤 あや

群れに伍すことに始まる寒雀  多田羅 初美

家鳴りして雪の重さに耐へにけり  北川 栄子

水仙の古木の裾を豊かにす  福本 めぐみ

法灯のゆらぎの奥の寒さかな  松田 吉上

 

探梅

ume

 

 

 

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