三月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

 

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

3月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

 

 

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未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

消えさうに月あり蝋梅に朝日

氷柱折り朝日を折つてしまひけり

軒氷柱山家の時を止めをり

餅花や寧楽千年の都ぶり

春遠からじ靄込の街の音

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 3月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

混沌の世      古賀しぐれ

恵方道牛歩のホ句の道なりし

書初は虚子の字習ひ古壺新酒

氏子衆榾火の番も三日目に

消えさうに月あり臘梅に朝日

コロナ禍の出口の見えず寒の底

東雲の朝日もろとも凍ててをり

氷柱折り朝日を折つてしまひけり

軒氷柱山家の時を止めをり

混沌の世に左義長の炎立つ

花や寧楽千年の都ぶり

お山焼太古の闇の立ち上る

春遠からじ靄込の街の音

 

 



加藤 あや

梅二月コロナ静まる世を祈り

二上山の麓の畷鳥曇

瀬の石のしぶくしろがね冴返る

 


多田羅 初美

酒蔵は時序を違へず底冷す

再びの緊急事態悴める

一夜さの氷柱は剣を研ぎ澄ます

 

 

北川 栄子

五千歩に足らねど春を満喫す

あはうみや粟津が原の春浅し

馥郁と香る紅梅翁堂 


 

福本 めぐみ

盆梅に低き日の入る座敷かな

靴下を履きたくない子地虫出づ

下萌に這ひ這ひの子の自由あり


 

 

松田 吉上

小豆粥啜り生涯一俳徒

梵鐘の終の一韻春隣

磐座に真水の淑気火の淑気

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

二上山の麓の畷鳥曇  加藤 あや

酒蔵は時序を違へず底冷す  多田羅 初美

あはうみや粟津が原の春浅し  北川 栄子

盆梅に低き日の入る座敷かな  福本 めぐみ

梵鐘の終の一韻春隣  松田 吉上

 

さくら

sakura

 

 

 

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