三月(R3)

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 B投句は月3句と致します、送信後の修正は認められません。(投句ボタンをクリック)

 C登録番号、登録のお名前、アドレス等が登録時と一致しないときは無効とさせて頂きます。

 D毎月25日締切といたします。25日より遅れて送信されました句は翌月25日締切の扱いとなります。

 E句は当季雑詠とします。 夏の時期は夏の句 冬の時期は冬の句を送信して下さい。兼題は設定しません。

 F投句された皆様の句の中から10句〜15句入選とします。この10句〜15句は未央誌にも掲載致します。

 G上記選の中から3句を主宰特選とし、選評も掲載致します。
   更に特選3句は未央誌にも掲載致します。

 H会員の皆様はホームページの他の会員の句の中から「選句」(互選)を1句選。(選句ボタンをクリック)

 I「選句」(互選)は毎月15日締切と致します。(投句3句は毎月25日締切。選句1句は毎月15日締切)
   選句は句の頭に記入されている番号をメールに明記下さい。

 J事例、 仮に今が3と致しますと 3月25日迄にご自分の3句を送信、
  未央は4月号にその3句を掲載致します。会員の皆様は3月号に掲載された会員仲間の句から1句選び

  3月15日迄にその1句の番号を送信下さい4月号に皆様の句が何人の方に選ばれたかを明示します。

 K会員登録された方には見本誌を1回に限り謹呈致します。(既に誌友の方はこの限りではありません)
  未央誌がもしお気に入りになられた方は同封の振込用紙で年会費14.400円(12ケ月分 )
  又は7.200円(6ケ月分)お振込みください。
 


 

                                                                 以上

 

 

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     皆様の投句集と互選句集及び  しぐれ選約10〜20句特選3句   (スクロールバーを上下してご覧下さい)

  

     皆様の投句集  (2月25日締切分をこの3月号のページに掲載しております) 

 この中から1句選して番号を送信して下さい(例えば2−31が良いと思われたら2−31と送信)

  (投稿3句は3月25日締切ですが、選句は下記句から選んで3月15日までに送信下さい)

       投稿されていない方も好きな句がありましたら送信下さい但し登録者に限ります

2月投稿の皆様の俳句です この中から一番好きな句を選んで送信下さい、次月のページに句毎に選の数を載せます。

ネットで俳句会員投句集2月投稿分です。公正を期する為、作者の名前は伏せてあります。
一番好きな句を一つ選んで戴き その句の頭の番号を3月15日迄にメール送信下さい。

※ホームページ機能上認識出来ない漢字はひらかなにて表示していますのでご了承下さい

 

 

2−1 三寒の身辺を射る疫病禍
2−2 探梅の香りの中に城光る
2−3 吟行の天に城あり梅探る
                           

 

 

2−4 春愁や城黙念と立ちつくし
2−5 善人になれと一輪白き梅
2−6 人の世はもめごと多し春の雨



 

2−7 木の芽和京に小粋な小料理屋
2−8 春灯や嫁ぐ娘の膝頭
2−9 一力の角に馨し梅真白
                            

 


2−10 万葉の貴族のやうに梅仰ぐ
2−11 自己主張強きをみなや梅紅し
2−12 水仙はじゃんけんぽんと咲きにけり


 


2−13 暗闇は紫色に猫の恋
2−14 だみ声の吾より唸るやうかれ猫
2−15 もてる雄ふと恨めしく猫の恋


 

   

2−16 行先は車中談義の梅見かな
2−17 草臥れし幣や参道梅の花
2−18 竹林と棚田を分けて梅の花
                          


 

2−19 座禅にも見ゆる盆梅なりしかな
2−20 盆梅の重たき影の香は軽く
2−21 人に見栄切る役者なり盆の梅



 

2−22 盆梅ふすまに映える慶雲館
2−23 三百年耐えて古木の盆梅展
2−24 老いの木に今を盛りと梅の花
                            

 

 

2−25 賑わひの輪島朝市雪催ひ
2−26 福笹に鯛をつけざる者はなし
2−27 ぐい呑みは主手作り囲炉裏端
                             



 

2−28 梅は白恋は紅色独り言
2−29 様々に風を流して垂れ梅
2−30 苑出でて瞼に残る梅の色


 

 

2−31 うららかや山峡に鳶ひるがへり
2−32 春浅し日にふくふくと嵐山
2−33 鶯や嵯峨竹林の透きとほり
                         

 


 

2−34 薄氷の指に伝はる薄さかな
2−35 耳奥に残りし初音寝落つまで
2−36 薄日さす朝の名残りの雪の黙

  

 

2−37 梅よりも桜が好きと言ふをみな
2−38 梅苑の花咲爺らしき人
2−39 ふと梅の香に恋心見ゆる

 


2−40 早春の水さらさらといささ川
2−41 春立つや山の白銀そのままに
2−42 馥郁と匂ひぬるかな梅の風


 

2−43 竹垣の縄に消えゆく淡き雪
2−44 茶柱に話しはずみて木の芽雨
2−45 春浅し湖畔の水の白さかな

 


2−46 ほうじ茶のラテの甘さよ春立ちぬ
2−47 梅ふふむ柴犬二匹来て去りぬ
2−48 春の夜のムーンリヴァーの声かすか

 

 

2−49 早春の机辺に散らばる発句メモ
2−50 早春の雨に濡れゆく巡回バス
2−51 藪椿朝日蓄ふ嵯峨の径

 

 

2−52 夫より届きたる鱈どう捌く
2−53 礼文産雄の真鱈で一人酒
2−54 ハート型バレンタインのはんぺんよ


 

2−55 初めての言葉のやうに梅ひらく
2−56 行く雲を嘴に掬うて残る鴨
2−57 神さぶる吉備の廻廊木の芽冷え


 

2−58 春一番喜寿にも萌(き)ざす息吹かな
2−59 春一番インテルメッツオのそよぎかな
2−60 猫も吾も雀も踊る春一番


 

2−61 玄関のポストに春の便りかな
2−62 声出して竹刀振る子や春きざす
2−63 タンポポのドレミドレミと咲きにけり

 

 

2−64 手を繋ぐふたりを包む春の風
2−65 仕事終え初めて気付く梅の花
2−66 コロナ禍にうららかな風頬当たる

 

 

2−67 暖かき木造りベンチ山の駅。
2−68 薄紅の梅しめやかに寺の門
2−69 鯉の影などゆるゆると春の昼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 


 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

   

    互選句(皆様の選んだ1句) (2月15日締切分)   

     (   )内の数字は互選得票数です

投句されていなくても登録されてる方の選も掲載しています

好きな句、互選どしどしメール下さい(投句されていない方も互選OKです)

 

2月号のホームページに掲載された皆様の句から
一番良いと思われる句をこの3
月号に掲載しております。

 

1−1 銃声の木霊を抱き山眠る       美々杏里     3人選あり

 

1−4 四代で囲む円卓屠蘇の味       高田小文吾    1人選あり

 

1−9 蝋梅の香に立ち止まり立ち尽くし     河野雅     3人選あり

 

1−11 また一軒消えて山茶花咲いており    奥村 僚一   1人選あり

 

1−17 托鉢の頭陀袋から葱覗く       西田順紀     3人選あり

 

1−19 山伏に身を構へたる寒鴉       浦島太郎    2人選あり

 

1−20 阿呆とも果報とも聞く寒鴉        浦島太郎     1人選あり

 

1−28 一杓の湯気の白さよ釜始        辻 雅宏    1人選あり

 

1−29 墨は奈良筆は熊野の吉書かな      辻 雅宏    2人選あり

 

1−32 瞑想も邪推もありて日向ぼこ     中川通緒    1人選あり

 

1−35 引き算の美学極まりて侘助      中村宗定    1人選あり

 

1−37 水仙の風に溶けゆくにほひかな    秋野あかね    1人選あり

 

1−39 山風に春のにほひを見つけたり    秋野あかね    1人選あり

 

1−41 厨妻 大寒の水 掌に刺さり     林 さゆみ   1人選あり

 

1−43 冬の月ただ一念の丸さかな       中村一    2人選あり

 

1−48 蕗味噌の苦み寵とし酒すすむ      高橋泉也    1人選あり

 

1−49 初ごよみ恙なき身を祈りけり          小島文郁   1人選あり

 

1−50  梅二輪えだを引き寄せ香りかぐ         小島文郁   1人選あり

 

1−53 麦の芽の仮初ならずあまねき日        郷原和美    2人選あり

 

1−54 水底に命きらめき春隣             郷原和美   1人選あり

 

1−57 早梅のいざ開かんと日に向かひ      大澤 敏恵    2人選あり

 

1−60 幸福は末に来たると初神籤       矢野敬和      1人選あり

 

1−63 カイロ振る 自分を少し 好きになる    竹内 さき  1人選あり

 

1−64 2歳児が マイカー競う 四温坂    石川 晋    1人選あり

 

1−69 着ぶくれて家庭裁判所へひとり    渡邉桃蓮     1人選あり

 

 

 

 

 

 

 

 

              

    

     しぐれ主宰選の句 及び特選3句 (前月の皆様の投句の中から選んでいます)

 

1月号に掲載された皆様の句の中から主宰が選を致しました。

 

 

1−1 銃声の木霊を抱き山眠る            美々杏里 

 

1−2 日本に美しき仕来り冬至風呂          美々杏里 

 

1−3 コロナ禍を癒せる香り柚子湯かな          美々杏里 
原句(コロナ禍を癒す香りの柚湯かな)

 

1−4  屠蘇祝ふ円卓四代の揃ふ             高田小文吾
原句(四代で囲む円卓屠蘇の味)

 

1−6 断捨離の大方終り年の暮           高田小文吾  
原句(断捨離も大方終ふや年の暮れ)

 

1−7 梅探るコロナ禍の世を怖れつつ           河野雅
原句(疫病を恐れつつにも梅見かな)

 

1−10 着膨れてステイホームの老夫婦           奥村 僚一
原句(着膨れて巣ごもる部屋の老二人)

 

 

1−11 山茶花の咲く廃屋となりし庭            奥村 僚一
原句(また一軒消えて山茶花咲いており)

 

1−15 寒紅の忘れ置かるる朝ぼらけ           山田笑一

 

1−17 葱覗きをり托鉢の頭陀袋            西田順紀
原句(托鉢の頭陀袋から葱覗く)

 

1−18 天を突くメタセコイヤに古巣かな         西田順紀

 

1−19 寒鴉山伏に身を構へたる           浦島太郎
原句(山伏に身を構へたる寒鴉)

 

1−20 阿呆とも果報とも啼く寒鴉            浦島太郎 
原句(阿呆とも果報とも聞く寒鴉)     

 

1−21 雪舟の画より飛び出す寒鴉           浦島太郎

 

1−22 老の身に雪下しとは命がけ          赤塚隆夫
原句(老骨に命がけなる雪下ろし)

 

1−23 どか雪に沈み列島静もれる         赤塚隆夫
原句(どか雪に列島沈み音も無し)

 

1−26 初空へ心の窓を開け放つ            小次郎 

 

1−27 白味噌のとろりと旨き京雑煮       小次郎 
原句(洛北の白味噌旨き雑煮かな)

 

1−29 奈良の墨熊野の筆を以て吉書             辻 雅宏
原句(墨は奈良筆は熊野の吉書かな)

 

1−31 寒雀手まりのやうに転がり来           中川通緒 

 

1−32 邪推あり瞑想のあり日向ぼこ           中川通緒 
原句(瞑想も邪推もありて日向ぼこ)

 

1−34 指の悴みキーボードミスタッチ           中村宗定
原句(キーボード打つ手悴みミスタッチ)

 

1−35 侘助といふ引算の美学かな              中村宗定
原句(引き算の美学極まりて侘助)

 

1−37 風の溶きゆく水仙のにほひかな            秋野あかね
原句(水仙の風に溶けゆくにほひかな)

 

1−39 山風の春のにほひとなりにけり         秋野あかね
原句(山風に春のにほひを見つけたり)

 

1−40 黄味二つ生れ寒卵一つより                 林 さゆみ
原句(寒卵 ひとつを割りて 黄味二つ)

 

1−42 一塊の雲はむらさき寒夕焼              林 さゆみ
原句(寒夕焼 雲のうらまで むらさきに)

 

1−44 子等の声庭に散らばり春隣              中村一

 

1−47 寒鴉この世の騒ぎ知らぬげに           高橋泉也
原句(騒ぐ世に吾関せずの寒鴉)

 

1−48 蕗味噌の苦みが旨味酒すすむ             高橋泉也
原句(蕗味噌の苦み寵とし酒すすむ)

 

1−49 初ごよみ恙なき身を祈りけり          小島文郁

 

1−50 梅二輪枝引き寄せて利く香り           小島文郁
原句(梅二輪えだを引き寄せ香りかぐ)

 

1−53 あまねき日仮初ならず麦芽出づ         郷原和美
原句(麦の芽の仮初ならずあまねき日)

 

1−54 水底にきらめく命春隣              郷原和美
原句(水底に命きらめき春隣)

 

1−56 熱燗や夫の遺影を真向ひに         大澤 敏恵
原句(熱燗や夫の遺影を真向いに)

 

1−57 日輪に向かひ早梅ひらき初め       大澤 敏恵
原句(早梅のいざ開かんと日に向かひ)

 

1−58 寒卵落としラーメン横綱に          矢野敬和
原句(ラーメンが横綱となる寒卵)

 

 

1−60 待つ末に幸福は来る初神籤          矢野敬和
原句(幸福は末に来たると初神籤)

 

1−62 初詣願ひは一つなる親子             竹内 さき 
原句(初詣 親子の願い 同じかな)

 

1−63 カイロ張り自分を好きになる句作        竹内 さき 
原句(カイロ振る 自分を少し 好きになる)

 

1−65 やり切つて夕日見送る大晦日             石川 晋
原句(すべて終え 夕日見送る 大晦日)

 

1−66 お洒落してほやほや母子明の春            石川 晋
原句(初春や ほやほや母子 お洒落して)

 

1−68 キャラメルの空箱残る枯野かな           渡邊桃蓮
原句(キヤラメルの箱のみ残る枯野かな)

 

1−69 着ぶくれて家庭裁判所へひとり          渡邊桃蓮

 

 

 

 

特選3句の選評

 

1−9  蝋梅の香に立ち止り立ち尽し     河野雅
    原句(蝋梅の香に立ち止まり立ち尽くし)

 蝋梅は梅に先駆け冬に咲き始める。蝋細工のような半透明で光沢があるからこの名がついた。
香気漂う香りを放つ。その蝋梅の香にふと立ち止まった作者。
そしてその香に魅せられるように立ち尽くし離れがたくなったということであろう。
一連の動作を述べることにより、蝋梅の香気の素晴らしさが端的に伝わってくる。

 

1−28 一杓の湯気美しき釜始     辻雅宏
原句(一杓の湯気の白さよ釜始)

 釜始は初茶湯の傍題。新年最初の茶の湯であり、華やいだ装いの茶人が集い、
床の設えや茶道具類も新春にふさわしいものが揃えられる。いつもよりは改まり、
少し緊張感のあるお点前。釜から掬う一杓の湯からあがる湯気が美しい。
それのみしか表現していないがそれだからこそ、初釜らしい雰囲気が感じられる一句となった。

 

1−45  遊びをる幼き光冬菫   中村一
原句(冬菫幼き光遊びをり)

 「遊びをる幼き光」とは何のことかと思わせておいて、下五の「冬菫」の季題で、
なるほどということになる。菫は春の季。その前の冬場に咲く菫だからこその表現となった
。乏しい冬の日、冬の光を幼き光と表現。
小さな冬菫に幽かに届く冬の光を言い表した。冷たい光の遊ぶ小さな冬菫の姿が浮かび上がる。

    

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春蘭

 

 

 

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