稲畑汀子筆
古賀しぐれ
主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。
"新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
主宰 古賀しぐれ
平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。
昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。
4月の例会も学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。
吟行も会場等の制約もあり中止と致します。
各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。
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土手といふ未踏の大地蕗の薹
天守燦燦梅咲ふ鳥唄ふ
朗報の舞ひ込む鶯の朝
蒼天の誘ひ出したる初蝶黄
参籠のはじまる別火坊余寒
主宰 4月号の近詠 及び他の選者の近詠
天守燦燦 古賀しぐれ 土手といふ未踏の大地蕗の薹
加藤 あや 本人の知らぬ卒業証書あり 津波此処までといふ碑や犬ふぐり 津波前此処は居間なり耕せり
多田羅 初美 蟻穴を出でて一兵卒となる 仏の間けふより雛の間となりし
北川 栄子 雛箱の文字読めぬほど黒ずみぬ てのひらにいつくしみつつ雛飾る 籠居の心揺すぶる春一番
福本 めぐみ
嫁ぐ娘の愚痴聞く時間春炬燵 四阿を独り占めして花の雨
松田 吉上 木の匙に粥の手応へ椿東風
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津波此処までといふ碑や犬ふぐり 加藤 あや
仏の間けふより雛の間となりし 多田羅 初美
てのひらにいつくしみつつ雛飾る 北川 栄子
花ミモザ午後はケーキを焼くことに 福本 めぐみ
一枚の野辺の一水ひばり東風 松田 吉上
晩春の嵐山
arasiyama
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