五月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

 

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

月の例会も学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

ルリ鳥をクリック下さい約15秒啼きます

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

俳句仲間のページはこの虚子館 をクリックして下さい (ブログのページです、登録をしてどしどし俳句を投稿して下さい。) 


 

 


近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

芽柳の風万行の二月堂

霾や楼蘭の空寧楽の空

種物も漢方も売り奈良町屋

雲に着く磴の百段彼岸寺

花浄土此岸彼岸の果は空

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 5月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

雲に着く      古賀しぐれ

山茱萸や落慶近き檜の香

啓蟄や雀の覗く籠堂

芽柳の風万行の二月堂

あたたかや遺句集に君蘇る

霾や楼蘭の空寧楽の空

種物も漢方も売り奈良町屋

雲に着く磴の百段彼岸寺

誰も教へくれず亀鳴く秘儀奥儀

蒼き宙より鳥の声花のこゑ

花浄土此岸彼岸の果は空

月放ち桜大樹といふ宇宙

桜桜日本列島物語

 



加藤 あや

竹の秋変はらぬものに里訛

踏みて花屑目に追うて花吹雪

春蝉の耳そばたてる風の距離

 


多田羅 初美

忘れじの遠野の旅の忘れ霜

風船を膨らます頬ふくらます

過不足のなかりし暮し豆の飯

 

 

北川 栄子

九重に風受けをりし八重桜

影もまた重さうに揺る八重桜

一塊の風に嫋やぐ八重桜


 

福本 めぐみ


子猫拾ひ来し子の笑顔に負けて

詩心に寄する波音桜貝

日も風も集めて楓若葉かな


 

 

松田 吉上

魂を桜にしづめ盧舎那仏

山門に花散る花の影の散る

寺茶屋の厚手の湯呑み春惜む

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

竹の秋変はらぬものに里訛  加藤 あや

忘れじの遠野の旅の忘れ霜  多田羅 初美

九重に風受けをりし八重桜  北川 栄子

詩心に寄する波音桜貝  福本 めぐみ

山門に花散る花の影の散る  松田 吉上

 

花水木

hanamizuki

 

 

 

大和しうるはし ご購入希望の方は左の鹿をクリック下さい

メールBOXに貴方様のご住所お名前希望冊数ご記入の上

送信下さい。

 

 

 

 

 

過去6ヶ月のホームページですクリックしてみて下さい

R2年11月号

R2年12月号

R3年1月号

R3年2月号

R3年3月号

R3年4月号

 

 

Copyright(c)2021biohAllRightsReserved.