六月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

 

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

月の例会も学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

ホトトギスをクリック下さい約30秒啼きます

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

若草や野手の一人は少女なる

藤かけのぼり飛火野の風となる

藤棚の風の余白は神の空

飛火野の風生み光生む新樹

鯉幟湖族末裔ここに棲む

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 6月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

不老妙薬      古賀しぐれ

俳諧は不老妙薬四月馬鹿

終章の舞みづうみへ飛花落花

風となり水となりけり花の果

残花とは世に隠れ咲く隠れ散る

一畳の朧弁慶思案の間

湖のかたちに灯り町朧

若草や野手の一人は少女なる

藤かけのぼり飛火野の風となる

藤棚の風の余白は神の空

飛火野の風生み光生む新樹

夏隣沖の翼は真帆白帆

鯉幟湖族末裔ここに棲む

 

 



加藤 あや

かにかくに家居のつづき五月果つ

箸使ひ上手に育ち豆ごはん

薫風や日嗣伝ふる楠大樹

 


多田羅 初美

禁猟区なりし帝陵百千鳥

曖昧な色の変幻七変化

三つ巴卍巴に夏の蝶

 

 

北川 栄子

暮し向き戸惑ふ早きついりかな

雨ながら窓辺明るき立夏かな

外に出よと日差しの誘ふみどりの日


 

福本 めぐみ


雨きざす風に楝の花流れ

青苔を敷き詰め楓若葉かな

水光る楓若葉の風の奥


 

 

松田 吉上

神将の十二の面輪青嵐

しぶくたび雲に近づく懸り藤

山藤を風駆け上がりゆく光

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

薫風や日嗣伝ふる楠大樹  加藤 あや

三つ巴卍巴に夏の蝶  多田羅 初美

暮し向き戸惑ふ早きついりかな  北川 栄子

水光る楓若葉の風の奥  福本 めぐみ

神将の十二の面輪青嵐  松田 吉上

 

hotaru

 

 

 

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