月別アーカイブ: 9月 2015

なべて笠うつむくをみな踊かな 四季の唄裾に袂に染め踊る 裾を持ち手かざし踊る仕草にも 合の手に粋な恋唄風の盆 夜更けるを忘れおわらを踊り切る 平成２０年１１月万燈林加寸美選 昨日の月(立待月）も綺麗でした。

消ゆ運命知るや尾を曳く流れ星 撫子の咲けばふる里歩みたく 且つ散りて咲く底紅に人の世を 平成２６年１２月悠水見壽男選

八つ橋を渡り切つたる良夜かな 平成２６年１０月冬野インタネット句会持永真理子選 雨連れて山河揺さぶる野分かな 平成２６年１０月冬野インタネット句会八寸魚選ひさ子選 渾身の色とはこれぞ葉鶏頭 平成２６年１２月天日近詠５句

弾痕の御門語らず曼珠沙華　　浦島太郎

平成２７年９月度　未央吟行　特選十句 「未央吟行」のボタンをクリック下さい 未央吟行９月度の特選十句が掲載されています。 ホスト：浦島太郎

流星の行方子規虚子在すところ 漁火を貫き消えし流れ星 星飛べば避けて通れぬ死を思ふ 平成２０年１１月冬野平尾圭太選 昨日は雲がありながらも綺麗な月を眺められました。 さて今宵は晴れて十五夜を見ることが出来るのだろうか

米山に雲湧く日和秋高し 平成２６年０９月北信越ホトトギス大会同人会稲畑汀子選 秋の山割いてゲレンデなだれ落つ 平成２６年０９月北信越ホトトギス大会同人会稲畑廣太郎選 晴れながら霧のロンドンらしく暮れ 平成２６年０２月俳句ステーション星野高士選地

城奥は追慕の雨や曼珠沙華