月別アーカイブ: 11月 2015

征一の今日の俳句

湯豆腐や雨の上がりし南禅寺 会釈して駒子と紛ふ雪女 歳月を流す曲水冬ざくら 息白く太極拳の足上がる 列車ごと夕日に沈む枯野かな 平成14年02月雪垣中西舗土選

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征一の今日の俳句

落葉焚き瑕疵なき庭となりにけり 立冬の俳句と遊ぶ一忌日 も一つの意志動き出す今朝の冬 平成14年02月阿蘇佐藤艸魚選

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征一の今日の俳句

渤海の謎秘む荒磯波の花 蕉翁の地図を追ふ旅初時雨 あたらしき日差し冬立つ能登岬 平成14年02月藍生黒田杏子選 写真がないので生国魂神社

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浦島太郎の一句

吾輩は猫となりけり日向ぼこ

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征一の今日の俳句

妥協せぬ心は失せず燗熱く 伝はらず棒となりたる白き息 寒さなき酔ひや帰宅のベル鳴らす ゐる筈のなき父の声虎落笛 平成16年03月円虹山田弘子選 今年初めて霰が降りました

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征一の今日の俳句

池の面に触れて騒立つ初時雨 流木の散らばる浜や夕時雨 平成16年03月花鳥坊城中子選 六十路まだ二十歳と思ひ冬に入る おでん屋に座して始まる我が時間 不本意に終るひと日や燗熱く 平成16年02月冬野古賀伸治選 写真がないので烏うり他

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征一の今日の俳句

時雨去り碁盤目の町よそよそし 忌をひとつ修し北国冬に入る 木の葉散る景色の上の菱やぐら 胸襟を開く友あり燗熱く 平成16年02月冬野池田昭雄選

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征一の今日の俳句

枝先に縋る木の葉と散る木の葉 冬近し流線型に雲走る 全身で過ぎる県道穴まどひ 平成16年02月花鳥坊城俊樹選

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