三月号(H29)

ネットde俳句

ネットde俳句(インターネットで俳句)

鳥帰る

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 俳句 未央(bioh)へ

 あなたの俳句を投稿しませんか? 会費 無料

 

 

 

あなたの俳句を投稿するには

規約に同意の上ご登録下さい 
ご登録の上どしどし投句送信下さい 

 


「ネットde俳句」会員規約

 @年会費は無料です。  

 A入会はいつでも可能です、入会は申込フォームに必要事項打込みの上送信して下さい。(登録ボタンをクリック)
  未央は登録に当り、会員登録番号を貴方にお知らせ致します。

 B投句は月3句と致します、送信後の修正は認められません。(投句ボタンをクリック)

 C登録番号、登録のお名前、アドレス等が登録時と一致しないときは無効とさせて頂きます。

 D毎月25日締切といたします。25日より遅れて送信されました句は翌月25日締切の扱いとなります。

 E句は当季雑詠とします。 夏の時期は夏の句 冬の時期は冬の句を送信して下さい。兼題は設定しません。

 F投句された皆様の句の中から10句〜15句入選とします。この10句〜15句は未央誌にも掲載致します。

 G上記選の中から3句を主宰特選とし、選評も掲載致します。
   更に特選3句は未央誌にも掲載致します。

 H会員の皆様はホームページの他の会員の句の中から「選句」(互選)を1句選。(選句ボタンをクリック)

 I「選句」(互選)は毎月15日締切と致します。(投句3句は毎月25日締切。選句1句は毎月15日締切)
   選句は句の頭に記入されている番号をメールに明記下さい。

 J事例、 仮に今が3月と致します3月25日迄にご自分の3句を送信、
   未央は4月号にその3句を掲載致します。会員の皆様は3月号に掲載された会員仲間の句から1句選び

   3月15日迄にその1句の番号を送信下さい4月号に皆様の句が何人の方に選ばれたかを明示します。

 K会員登録された方には見本誌を1回に限り謹呈致します。(既に誌友の方はこの限りではありません)
   未央誌がもしお気に入りになられた方は同封の振込用紙で年会費12.000円(12ケ月分 )
   又は6.000円(6ケ月分)お振込みください。

 

                                                                 以上

 

 

規約ご同意の方は会員登録申込下さい

ここのコスモス(登録ボタン)をクリック下さい

登録ボタン
(同意してこのコスモスボタンをクリックして登録ください)

登録完了しましたら 登録会員番号を貴方のメールへお知らせしますので、
投句及び選句の時は登録会員番号と登録のお名前を投句時選句時のメールに明記下さい。


 

 

 

 

 

 

 


投句ボタン
(この梅ボタンをクリックしてご自分の句を3句記入送信下さい、件名は「投句」とお書き下さい)
投句のメールには貴方の登録会員番号と登録のお名前を明記下さい。

 

 

 

送信例

メールBOX

 

 

 

選句ボタン
(この薔薇ボタンをクリックして会員仲間の句を1句選んでその番号を送信下さい、件名は「選句」とお書き下さい)

選句のメールには貴方の登録会員番号と登録のお名前を明記下さい。選句は15日までに送信下さい。

 

 

 

送信例

メールBOX

 

 

          皆様の投句集と互選句集及び  しぐれ選10句特選3句   (スクロールバーを上下してご覧下さい)

  

     皆様の投句集  (2月25日締切分を掲載しております) 

   この中から1句選して番号を送信して下さい(例えば2−14が良いと思われたら2−14と送信)

     (投稿3句は3月25日締切ですが、選句は下記句から選んで3月15日までに送信下さい)

2月投稿の皆様の俳句です  この中から一番好きな句を選んで送信下さい、次月のページに句毎に選の数を載せます。

ネットで俳句会員投句集2月投稿分です。公正を期する為、作者の名前は伏せてあります。
一番好きな句を一つ選んで戴き その句の頭の番号を3月15日迄にメール送信下さい。

※ホームページ機能上認識出来ない漢字はひらかなにて表示していますのでご了承下さい

 

2−1 なまはげの問答続く草の庵
2−2 とんど焚く火の粉爆ぜけり闇の杜
2−3 一献に世情を憂ふ女正月

 

2−4 風荒ぶ朱を貫き寒椿 
2−5 心射るごと二月の星の光かな
2−6 老いるとは引算にあらず寒の鵙

 

2−7 路地裏をくねくね曲がる時雨かな
2−8 探梅の一歩一歩や万歩計
2−9 冬晴れを駆けずり回るドッグラン

 

2−10 下萌に気づきてよりの詩心
2−11 木の芽風かくれんぼうして又現るる
2−12 春風に乗つて行きたや鳥の如

 

2−13 木の根みち 続く初寅鞍馬径
2−14 外国の人かしこまり破魔矢受く
2−15 若草山 翳るとみれば風花す

 

2−16 ゆるやかに沈思の流れ冬の川
2−17 老いぬればまだかまだかと春を待つ
2−18 冬ざれや哀れ草木耐えにけり

 

2−19 扇骨のカラカラカラと寒晒
2−20 薄氷の厚みを足の裏に聴く
2−21 艇庫開け放ち二月の鳰の湖

                      

2−22 冬草や終の住処も十余年
2−23 支所までのコミュニティバス草青む
2−24 子等の声あつまる空地下萌ゆる

 

2−25 川原の破れしベース冬ざるる
2−26 風巻かれて電柱かげにのがれをり
2−27 初場所や小兵力士の妙な技

 

2−28 春の土黒き色なる元気かな
2−29 春泥に足跡残したき心
2−30 油絵を描きたくなりぬ春の山

 

2−31 湯の町の川を疾せり雪解水 
2−32 東大寺大仏殿の余寒かな 
2−33 泰然と白銀まとふ二月富士

 

2−34 止まれる命静かに春の雪
2−35 春の土やはらかき草育ちけり
2−36 チューリツプブーケを抱く記念写真


2−37 春蘭の風に磨かる形かな
2−38 春風に膨らむ花の色柔し
2−39 ヒヤシンス密かに満る香かな

 

2−40 玉砂利を踏んで御陵の梅見かな
2−41 賑やかに小屋根の雀どこか春 
2−42 下萌えに夕日ふわりと柔らかし 

                                          

2−43 春の雪薄化粧して庭を去る
2−44 啓蟄や主は留守か在宅か
2−45 春の雨アンサンブルの調べなる

                    

2−46 友垣の無音久しき春寒し
2−47 駅行きのベンチ領する斑雪
2−48 球乗りのことばも軽き梅日和

 

2−49 大試験心ふるはす爺と婆
2−50 春料峭遺影の兄者はにかみて
2−51 空堀の芥縁取る犬ふぐり

                                                                       

2−52 木の芽立つ山河に迷ふ一日かな
2−53 春風に色もて応ふ山河かな
2−54 終日の春の陽浴びて鯛を釣る

 

 2−55  美容院出でしに日脚伸ぶを言う
 2−56 黒文字垣湿らせ去るや春時雨
 2−57 大仕事なすほど用意寒肥終ふ

                     

2−58 春の雪午後の授業の昼灯す
2−59 坐り心地よき下萌や日差し満つ
2−60 もう少し歩いてみたし梅三分

 

2−61 遠山の襞の陰影冴返る
2−62 春疾風惑う鴉の漂へり
2−63 囀りや目を病む人の白い杖


 

2−64 止まれる命静かに春の雪
2−65 小流れが奏づマリンバ梅の里
2−66 花吹雪黒船号という列車

 

.2−67 帝陵は百万坪や青き踏む
2−68 橋に立ち日向に語り青き踏む  
2−69 蒼天へスタートダッシュ花辛夷

 

2−70 麒麟舎の空は筒抜け木の芽風
2−71 フラミンゴ喉に転がり春の水
2−72 春昼や膝にふれあふモルモット

 

2−73 蕗のたう野辺にある如天麩羅に
2−74 幸先の佳き日なりけり梅真白
2−75 朝明けや意気揚々と恋の猫

 

2−76 チュ-リップ褒めてセールス如才なし
2−77 駆け出してみたくなるよな風五月
2−78 春色に整へし居間安らぎし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 


 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

   

     互選句(皆様の選んだ1句) (2月15日締切分)   
     (   )内の数字は互選得票数です

2月号のホームページに掲載された皆様の句から一番良いと思われる1句をこの3月号に掲載しております。

 

1−2 酒一升提げ猪鍋に加はれり     美々杏里      (1人選あり)

 

1−6 鎌倉や矢倉点せる冬黄菊    関根 富美子     (2人選あり)

 

1−21 初芝居袖に出を待つ仁左衛門     辻 雅宏    (1人選あり)

 

1−24 今朝の春万象の色しかとあり     山川桃太    (1人選あり)

  

1−27 服用に寒九の水を寺に汲む     小島文郁     (1人選あり)

 

1−31 道場へ深き一礼初稽古     村田差久子     (2人選あり)

 

1−33 口ついで出でしホ句あり春隣    村田差久子    (1人選あり)

 

1−34 空を切る風花一つ捕らへたる    小次郎     (1人選あり)

 

1−38 餅花と加賀友禅のロビーかな   松尾あや    (1人選あり)

 

1−40 見巡りし七堂伽藍淑気満つ    松尾好就       (1人選あり)


1−43 筆始酉の一文字踊りをり    高橋 泉也     (2人選あり)

 

1−46 荒び猫ののたり帰還や冬の朝   津坂夢   (1人選あり)

 

1−47 日差し追ひからだずらしつ編む毛糸    津坂夢     (1人選あり)

 

1−49 新雪や人の後行く拾ひ足     卯野花子      (1人選あり)

 

1−54 花人となりて一駅歩きけリ    酒匂律子      (1人選あり)

 

1−55 落着きの良き目の揃ふ針起こし    横山ゆう    (1人選あり)

 

1−56 紅の黙は遠目の寒椿       横山ゆう      (2人選あり)

 

1−59 水鳥のつかず離れず気儘なり    大澤 敏惠   (1人選あり)

 

1−60 一声を置きて遠くへ初鴉       大澤 敏惠    (1人選あり)

 

1−62 左義長の爆ぜてしんそこ空青し   郷原和美     (1人選あり)

 

1−64 読初は聖書の如き未央俳誌   阿部栄子     (1人選あり)

 

1−66 日輪も人出呼び込む初戎     阿部栄子       (1人選あり)

 

1−67 雪達磨 眺めて笑う 齢かな    矢野敬和      (1人選あり)

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              

    

     しぐれ主宰選の句 及び特選3句 (前月の皆様の投句の中から選んでいます)

 

2月号に掲載された皆様の句の中から主宰が選を致しました。

 

主宰選の句 及び 特選3句

 

 1−4 法起寺の塔黒々と寒茜         関根 富美子
      原句(法華寺の塔際立てり寒茜)


    

1−6 鎌倉や矢倉点せる冬黄菊       関根 富美子


 

1−8 空家とて戸口明りの草紅葉      奥村僚一
     原句(空家の戸口明かりや草紅葉)


1−11 川凍てて時の流れも止まりけり     浦島太郎


1−13 奉献の菰樽百余宮の春         松山寿美

 

1−14 わが句あり花鳥諷詠初暦         松山寿美

         

1−17 星空に十字切る人冬の山          鈴木小弥太


1−18 月一つ出でたる山の凍つるかな        鈴木小弥太
      原句(月一つ凍てたる山を出づるかな)


1−21 初芝居袖に出を待つ仁左衛門      辻 雅宏

                        

1−25 境内のひと隅灯し寒椿       小島文郁
      原句(境内のひと隅灯す詫び椿)

1−27 寺に汲む寒九の水をもて薬        小島文郁
      原句(服用に寒九の水を寺に汲む)

1−29 初詣願ひに応ふ鳥の声         秋野あかね


1−31 道場へ深き一礼初稽古         村田差久子


1−33 口ついて出でたる一句春隣      村田差久子
     
原句(口ついで出でしホ句あり春隣)

   

1−35 遊女去りゆく風花の消ゆるごと    小次郎
      原句(風花のやうに消えゆく遊女かな)

 

1−36 束の間であり風花も旅人も     小次郎
      原句(風花や束の間の旅人も亦)

1−37 禅寺の裏に干しあり茎の桶    松尾あや
      原句(禅寺の裏に干さるる茎の桶)

                                 

1−38 餅花と加賀友禅のロビーかな    松尾あや



1−40 巡りゆく七堂伽藍淑気満つ      松尾好就
      原句(見巡りし七堂伽藍淑気満つ)


1−43 筆始酉の一文字羽ばたけり       高橋 泉也
      原句(筆始酉の一文字踊りをり)

    

1−45 瀬戸内をはるばる渡り梅探る       高橋 泉也 
      原句(探梅や瀬戸内海を機下にして)


1−47 毛糸編む窓の日差しを追ひながら     津坂夢
      
原句(日差し追ひからだずらしつ編む毛糸)


1−48 窯煙直角に吹き北風荒ぶ     津坂夢
      原句(大北風や直角に吹く窯の煙)

 

1−49 雪の朝足跡拾ひつつ進む      卯野花子
      原句(新雪や人の後行く拾ひ足)

 

1−54 花人となりて一駅歩きけリ       酒匂律子


1−56 遠目なる紅の黙寒椿      横山ゆう
   
   原句(紅の黙は遠目の寒椿)

            

1−60 一声を落し遠くへ初鴉     大澤 敏惠
     
原句(一声を置きて遠くへ初鴉)

 

1−62 左義長の爆ぜてまことに空青し     郷原和美
      原句(左義長の爆ぜてしんそこ空青し)


1−66 日輪も人出呼び込み初戎         阿部栄子
      原句(日輪も人出呼び込む初戎


1−68 鳰潜り海女のごとくに浮かびけり     矢野敬和
       原句(鳰潜り 浮かぶ姿は 海女のごと)

 

 

 

特選 3句 及び主宰の寸評

 

1−2  酒一升提げ猪鍋に加はれり     美々杏里

近頃では山里に降りて来る鹿や猪の被害がよく聞かれる。やむなく猟銃で仕留めた猪。今夜は猪鍋、牡丹鍋のご馳走に与った。それではということで、地酒の特上を提げて、馳走に参加の作者。《酒一升》の《一升》が豪快な猪鍋に適う。楽しげな会話まで想像させる。

 

1−23  屠蘇を酌む盃の波美しき    山川桃太

  元旦の祝膳に汲む屠蘇。盃は家宝の輪島塗に金の波の絵柄でも描いてあるのかも。屠蘇はその美しい盃に波打つようになみなみと注がれた。元旦の清々しい景色が屠蘇の中の酒の波打つ景色に凝縮されたよう。洵にめでたい雰囲気が溢れ出ている。

 

1−64  未央誌は聖書の如し読初     阿部栄子
      
 原句(読初は聖書の如き未央俳誌)

わが未央俳誌をかくのごとく読んでいただき光栄の至りである。読み初めの一書は俳誌。世にたくさんの俳誌がある中で、未央の一書を聖書のごとく読んで下さる方があるとは・・。俳句の道は信仰の道でもあるのだ。自然信仰の俳句の道を共にあゆんでゆきたく思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春を聞く

 

Copyright(c)2017biohAllRightsReserved.