十一月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

 

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

7
月の例会も学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

鴨をクリック下さい約10秒啼きます

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

俳句仲間のページはこの虚子館 をクリックして下さい (ブログのページです、登録をしてどしどし俳句を投稿して下さい。) 


 

 


近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

世の隅に光を結び露葎

狐の嫁入り畔の灯は彼岸花

十六夜の雲華のやう水のやう

円窓亭野にあるごとく萩芒

みはるかす茅葺の村紫苑晴

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 11月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

華のやう水のやう      古賀しぐれ

露けしや句集に遺る母の文字

世の隅に光を結び露葎

狐の嫁入り畔の灯は彼岸花

印象派白き炎の曼殊沙華

浦木戸の風の開け閉て荻の声

湖風に手折る良夜の萩芒

良夜更けゆく俳諧に一献に

十六夜の雲華のやう水のやう

神さぶる樹下は秋暑の鹿溜

円窓亭野にあるごとく萩芒

みはるかす茅葺の村紫苑晴

異界へと消ゆ宮跡の秋燕

 

 

 



加藤 あや

巻雲の一筋疾し柚子をもぐ

樫櫟その他木の実の品定め

酒温めかの世の人を近うせり

 


多田羅 初美

西虚子忌母子で来れしことの幸

寿福寺は断念西の虚子忌に来

世の隅を隅を行進蟻の列

 

 

北川 栄子

身ほとりの風向き変り冬近し        

新しきものは買はねど冬支度        

星の無き湖の昏さや十三夜        



 

福本 めぐみ

秋水に映り全き金閣寺

北山の風のなぞりて薄紅葉

金閣の裏道にして露滂沱


 

 

松田 吉上

終日を木の実しぐれの衛士詰所

神鹿の鳴くたび惜秋の募る

冷まじや千手観音千の影

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

樫櫟その他木の実の品定め  加藤 あや

西虚子忌母子で来れしことの幸  多田羅 初美

新しきものは買はねど冬支度   北川 栄子

秋水に映り全き金閣寺  福本 めぐみ

神鹿の鳴くたび惜秋の募る  松田 吉上

 

初時雨

hatusigure

 

 

 

大和しうるはし ご購入希望の方は左の鹿をクリック下さい

メールBOXに貴方様のご住所お名前希望冊数ご記入の上

送信下さい。

 

 

 

 

 

過去6ヶ月のホームページですクリックしてみて下さい

R3年5月号

R3年6月号

R3年7月号

R3年8月号

R3年9月号

R3年10月号

 

 

Copyright(c)2021biohAllRightsReserved.