十二月号(R2)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。
さて、コロナウイルスの猛威が続き 第三波の危険性もありまだまだ安心はできません。

12月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

 

鳶をクリックしてみて下さい

 

 

 

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

再開は弥陀の懐ホ句の秋

灯下親し句集のあなた語りくる

城見舟大秋晴を貸切つて

さざなみの消え一枚の鴟尾の秋

十三夜孤高の影は湖中句碑

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 12月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

弥陀の懐      古賀しぐれ

再開は弥陀の懐ホ句の秋

灯下親し句集のあなた語りくる

酒蔵へ播磨の国の今年米

やや寒や酒蔵灯る午前五時

八景の一景浦の松手入

松手入了へ月影の浮御堂

浮御堂鴨打ち渡る大玻璃戸

城見舟大秋晴を貸切つて

さざなみの消え一枚の鴟尾の秋

縄張は東大寺領鵙高音

十三夜孤高の影は湖中句碑

励行の一日一句秋惜む

 

 



加藤 あや

村近しガードレールに懸大根

日を膝に堂のかたらひ石蕗の花

草枯るる熾火のやうな実を残し

 


多田羅 初美

絶好の吟行日和園小春

短日の帰りは暮るること覚悟

補聴器とマスクと眼鏡かけ外出

 

北川 栄子

手の渋を持て余しつつ柿をむく

七五三今昔の無き親心

文化の日芸術的な雲浮かぶ


 

福本 めぐみ

鳶舞ひて枯野の空を淋しうす

手に取りて蜜柑ひと揉みして剥ける

曇り日の日輪渡る木の葉かな


 

 

松田 吉上

銃眼の視野に入りたる松手入

光背のごとく日を負ひ松手入

皺の手も道具の一つ松手入

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

草枯るる熾火のやうな実を残し  加藤 あや

短日の帰りは暮るること覚悟  多田羅 初美

七五三今昔の無き親心  北川 栄子

手に取りて蜜柑ひと揉みして剥ける  福本 めぐみ

皺の手も道具の一つ松手入   松田 吉上

 

冬の琵琶湖

biwako

 

 

 

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