八月号(R2)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。
さて、コロナウイルスの「緊急事態宣言」も一応解除されましたが、 第二波の危険性もありまだまだ安心はできません。

8月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

山小屋をクリック下さいこうろぎが鳴いてます

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 

 

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

俳句仲間のページはこの虚子館 をクリックして下さい (ブログのページです、登録をしてどしどし俳句を投稿して下さい。) 


 

 


近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

子めだかの仏の水に隠れけり

蜘蛛の囲の在処を暴き雨光る

子規居士も聴きしや真夜の時鳥

黒南風やもののけの棲む森うねる

水無月の雨もて浄め水の星

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 8月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

真水の響き      古賀しぐれ

弔句後藤比奈夫氏
カーテンコール諷詠の星涼し

水の上に雲水の輪に水馬

子めだかの仏の水に隠れけり

蜘蛛の囲の在処を暴き雨光る

実梅落つ天神さまの懐に

峰の寺杉一本の五月晴

村走る真水の響き五月晴

子規居士も聴きしや真夜の時鳥

黒南風やもののけの棲む森うねる

蓮浮葉雨は光となり転ぶ

天上へ雨吸ひ上ぐる大夏木

水無月の雨もて浄め水の星



加藤 あや

鳥海山まで青田のほかは見えず

旅の途のあれが佐渡よと青田越

なが雨の途切る深閑夏椿

 


多田羅 初美

封固きこと一巻の落し文

水無月の水の惑星又水禍

未曾有なる豪雨の果てや夏果つる

 

 

北川 栄子

大仏の庭に干瓢乾しにけり

野球部の日焼諾ふランニング

梅雨晴に恵まれ久しぶりの句座


 

福本 めぐみ

祇園会の居祭という町静か

水打つて路地に風呼ぶ祇園かな

祇園会の今日を限りの菓子求む


 

 

松田 吉上

巌より鹿しづかなり油照

青鷺の縦の重心隠れ沼

一秘仏蔵して黴の末寺かな

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

鳥海山まで青田のほかは見えず  加藤 あや

封固きこと一巻の落し文  多田羅 初美

野球部の日焼諾ふランニング  北川 栄子

祇園会の居祭という町静か  福本 めぐみ

青鷺の縦の重心隠れ沼  松田 吉上

 

伊根の舟屋

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 

 

 

大和しうるはし ご購入希望の方は左の鹿をクリック下さい

メールBOXに貴方様のご住所お名前希望冊数ご記入の上

送信下さい。

 

 

 

 

 

過去6ヶ月のホームページですクリックしてみて下さい

R2年2月号

R2年3月号

R2年4月号

R2年5月号

R2年6月号

R2年7月号

Copyright(c)2020biohAllRightsReserved.