六月号(R2)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

古賀しぐれ

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。
2010年未央主宰となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

 平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。
 さて、コロナウイルスの蔓延は月を追って拡大し、「緊急事態宣言」も発令され、国を挙げ終息を諮っている最中です。
 この事態に対応し、未央としても誌友の皆様とともに、この苦境を乗り越えていく所存です。

 具体的には、下記の対応を考えております。ご理解のほど宜しくお願い致します。

 【未央例会】
 終息の目処がつくまで投句による例会とします。
 企画部長の池田幸惠まで企画部手配の投句用紙にて郵送していただき、主宰の選の結果は会報にして投句者に返送されます。
 兼題と締切日は未央誌巻末の句会案内をご参照ください。

 
 【未央吟行】
 終息の目処がつくまで中止と致します。再開の目処がつき次第ご案内致します。


 【各地句会】
 基本的には各地句会幹事に委ねますが、終息の目処が立たないことから、
 多くの句会では兼題並びに当期雑詠にて、ハガキ投句をしていただく様式を取っております。

 誌友の皆さまの俳句活動が衰えることなく堅持されることを願い、続けていただきたく思います。

 【未央雑詠・雲母集・さくらんぼの投句】
 今まで月初に未央発行所に送られて来た投句を係の者が開封し、主宰・選者に送っておりましたが、
 昨今のウイルス禍においてこのような作業が困難となってきました。

 つきましては、五月号の投句用紙より、主宰並びに選者へ直接届くハガキ投句とさせていただきます。
 郵送料などご負担をお掛けしますが、ご了承のほど宜しくお願い致します。

 未曾有のコロナウイルス禍の許、誌友各位との一層の結束により、この難局を乗り越えてゆきたく思います。
 ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 誌友の皆さまのご自愛、ご健吟をお祈り申し上げます。

 

 

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未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

ウイルス禍花見酒とは独り酒

これほどに淋しき花の世を知らず

令和二年しづかに桜をはりけり

交はりは花鳥に限る日日長閑

遠蛙鳥獣戯画の世に籠る

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 6月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

鳥獣戯画の世      古賀しぐれ

禁足令解かれず桜満ちをるに

ウイルス禍花見酒とは独り酒

これほどに淋しき花の世を知らず

堪へてもこらへてもこらへても落花

令和二年しづかに桜をはりけり

花吹雪風雲急の城の街

城門を閉ぢ禁足の街朧

旅人の絶えし城濠亀の鳴く

人の世を烏笑うてゐる日永

交はりは花鳥に限る日日長閑

遠蛙鳥獣戯画の世に籠る

日はまた昇るコロナ禍の地球(ほし)遅日



加藤 あや

来し方の曖昧模糊や心太

嫁となる客かも知れず柏餅

朝掘の筍ひとつ土間框

 


多田羅 初美

夏籠のごとき籠居とはなりぬ

限りある余命と思ひ夏花摘む

夏書する四角四面の夫の文字

 

 

北川 栄子

新緑を縫うて火伏せの峰宮へ

母の日やラインの笑顔見て会話

麦秋と水田の隣り合ふ近江


 

福本 めぐみ

河鹿の瀬までは歩いてみるつもり

水走る落人村の桐の花

谷深き落人村や河鹿鳴く


 

 

松田 吉上

祝ぎ唄のどこか哀調春灯

讃美歌の譜に春灯の惜しみなく

介護てふ終の蜜月春ともし

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

嫁となる客かも知れず柏餅  加藤 あや

限りある余命と思ひ夏花摘む  多田羅 初美

麦秋と水田の隣り合ふ近江  北川 栄子

河鹿の瀬までは歩いてみるつもり   福本 めぐみ

讃美歌の譜に春灯の惜しみなく  松田 吉上

 

初夏の倉敷

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