三月号(R2)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

古賀しぐれ

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。
2010年未央主宰となる。

3月の各句会はコロナウイルス対策の為
中止とさせて頂きます。

但しレッツ俳句とどんぐり句会は未定
例会は投句形式とさせて頂きます。
FAXにて5句(0725-33-4390)締切3月10日
兼題:野遊・燕

 

小綬鶏をクリック下さい約25秒鳴きます

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未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

沖濡れて寒の月下でありにけり

天守てふ全き日向探梅行

光生む波光曳く水尾四温

万両の十万両となる狭庭

一夜にて娑婆を浄土としたる雪

 

 

近詠  副主宰 会田仁子 の句

 

餅花のひとつひとつに触れてみし

がうがうと鳴る水音に春近し

淡き色かさねて山の眠りをり

 


 

 

 

 

 

 

            

主宰 3月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

初淡海      古賀しぐれ

山容に富士の名賜ひ初淡海

初硯虚子の一句をしたたむる

餅花の五色の影の一色に

神杉を射貫く朝影淑気満つ

淑気満つ杉の香りの春日道

青空に鳩舞ひ松に初鴉

沖濡れて寒の月下でありにけり

天守てふ全き日向探梅行

城門の松の道来て梅の道

光生む波光曳く水尾四温

万両の十万両となる狭庭

一夜にて娑婆を浄土としたる雪


 

初夢      会田仁子(副主宰)近詠

初夢や父に会ひまた母に会ひ

餅花のひとつひとつに触れてみし

もうきつと早梅に会ふ頃なりし

がうがうと鳴る水音に春近し

淡き色かさねて山の眠りをり

 


加藤 あや

おほかたの偕老同穴梅日和

日溜りの梅が香だまり人だまり

梅咲いてますよの声と行き合へり

 


多田羅 初美

結納に足す吉兆でありにけり

福笹を五輪マークの上に掛け


猫柳抱き備前の壺提げ来

 

 

北川 栄子

寒明や空の綻びよりひざし

近江野の雨柔らかく麦青む

部屋干の暮らしやむなし春の雪


 

福本 めぐみ

御僧も召されてをりぬ春の風邪

春の雨けぶる中より走者かな

伐られたる御苑の松に春の雨


 

 

松田 吉上

古民家の調度の手摺れ冴返る

百畳の余寒を集め曼荼羅図

曼荼羅へ風を呼び込む芽吹かな

 

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

梅咲いてますよの声と行き合へり  加藤 あや

結納に足す吉兆でありにけり  多田羅 初美

部屋干の暮らしやむなし春の雪  北川 栄子

御僧も召されてをりぬ春の風邪  福本 めぐみ

百畳の余寒を集め曼荼羅図  松田 吉上

 

春の室津

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