一月号(R3)

ようこそ俳句の未央(bioh)へ

稲畑汀子筆

 

    

 

 

 

古賀しぐれ

明けましておめでとうございます

主宰 古賀しぐれの略歴
1950年滋賀県大津市に生まれる。 「しぐれ」は高浜虚子の命名。
1987年ホトトギスと未央に投句を始める。
ホトトギス主宰稲畑汀子に師事。
未央名誉主宰吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。
1994年ホトトギス同人となる。

 

 "新型コロナウイルスに対する 未央の対応について"
                                         
主宰 古賀しぐれ

平素は未央に格別のご高配を賜り有難うございます。

昨年は新型コロナ ウイルスにより自粛が続きました、本年こそワクチンでコロナが沈静化することを祈るのみです。

1月の例会も
学習センターのソーシャル・ディスタンスの為収容人数がうけいれられず、投句形式とさせて頂きます。

 吟行も会場等の制約もあり中止と致します。

各地の句会につきましては
基本的には各地句会幹事に委ねます。

 

 

 

鶯をクリックしてみて下さい(約20秒啼きます)

 

 

 

未央の紹介

未央のホームページへようこそ、 未央は、 ホトトギス系の日本伝統俳句の結社です。

未央は”びおう” と読みます 未だ半ばと言う意味で 日々研鑽して自己を磨こうと言う意味が
込められています

未央の歴史
昭和57年11月、高木石子(たかぎせきし)が大阪で創刊、石子の後吉年虹二(よどしこうじ)、
岩垣子鹿(いわがきしろく)が主宰を継承、
平成22年4月に古賀しぐれ(こがしぐれ)が主宰となる

 

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近詠  主宰 古賀しぐれ の句

 

世話好きの浪花女は青葱派

酒好きの東男は白葱派

時雨虹日矢の的なる竹生島

終着の湖北の駅舎夕時雨

大綿の果つ大仏の掌

 

 

 

 

 

 

 

 

            

主宰 1月号の近詠 及び他の選者の近詠

 

大仏の掌      古賀しぐれ

萩を刈り風の月日を束ねけり

世話好きの浪花女は青葱派

酒好きの東男は白葱派

七五三書割のごと太鼓橋

袴著の花道となる太鼓橋

青空を淋しきものに冬の柿

時雨虹日矢の的なる竹生島

終着の湖北の駅舎夕時雨

大綿の果つ大仏の掌

初霜の苔の曼陀羅苔の綺羅

初霜や竈の湯気は奈良茶粥

百彩の日向を広げ落葉茶屋

 

 



加藤 あや

言葉呑むあとのいつとき息白し

青墨の掠れ躍りし筆始

三日まだ誰にも会はず仕舞かな

 


多田羅 初美

立てば開く扉の正面に聖樹立つ

一鉢のポインセチアとケーキ買ふ

子と孫へ三軒分の餅を搗く

 

北川 栄子

おでん酒理性のかけら残る愚痴

帰宅して寄鍋の具のありあはせ

夫と吾の感覚違ひたる寒さ


 

福本 めぐみ

禅林に一僧も見ず成道会

切る縁結ぶ縁へ時雨けり

冬も水打ちて祇園の石畳


 

 

松田 吉上

煩悩の数ほど熟れて寺の柿

鳶の舞ふあたりが奥社薄もみぢ

霧の香に埋もれ落人隠れ里

 



 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近詠   各選者の句

 

青墨の掠れ躍りし筆始  加藤 あや

立てば開く扉の正面に聖樹立つ  多田羅 初美

おでん酒理性のかけら残る愚痴  北川 栄子

切る縁結ぶ縁へ時雨けり   福本 めぐみ

霧の香に埋もれ落人隠れ里  松田 吉上

 

厳寒の高野山

kouyasan

 

 

 

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