月別アーカイブ: 9月 2015

征一の今日の俳句

竹の実や連添ひやがて五十年 竹の実や鳥獣戯画の寺の閑 竹の実や一揆の丘と言ふところ 平成23年10月田鶴メール句会水田むつみ選 奥深き道を学ばん糸瓜の忌 平成26年10月田鶴メール句会水田むつみ選

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征一の今日の俳句

灯りたる庁舎に夜長はじまりぬ 対岸に舟屋の灯り星月夜 見えぬかぜ見せて鬼の子揺らぎだす 平成23年11月万燈翰林集

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虫すだくここらは長崎殉教碑 偽りのなき紺主張牽牛花 平成23年11月万燈翰林襲

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征一の今日の俳句

斑鳩の鐘より暁けし子規忌かな 平成26年02月天日山本誠子選 句に遊ぶ一ト日子規忌でありにけり 平成26年10月田鶴メール句会水田むつみ選 サロベツの霧の魔性を目の当り 平成26年10月ホトトギス稲畑汀子選 槇の実が色付きはじめました

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征一の今日の俳句

椨の木の洞に仏相秋の声 鏡花碑に鳴く日すがらをつづれさせ 禅寺の威容は庭の芒にも 笑顔見せ去り行く人の背に秋思 平成23年01月あらうみ藤浦昭代選 句とは関係ありませんが写真は武蔵野の月沼にあったオブジェです。

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征一の今日の俳句

帰らんとすれば霧引く上高地 暁けを哭く霧笛に旅愁深めつつ 変幻の霧より立ち上がる蔵王 底見えぬ谷へ傾るる霧襖 霧込めて異界に立つてゐるごとし 平成23年01月あらうみ風韻抄

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征一の今日の俳句

穂を解きて風の虜となる芒 平成26年03月ホトトギス稲畑廣太郎選 邂逅も別れも花野なりしこと 平成26年01月冬野池田昭雄選 病む母に十歩は遠し草の露 平成26年03月俳句界伊藤通明選 大串 章選

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浦島太郎の一句

赤とんぼつんつんつんと空突く  浦島太郎

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