月別アーカイブ: 12月 2015

河豚ちりに箸出す決意めきしもの 平成２６年０２月天日上迫和海選 隧道の数だけ雪の深き邑 平成２３年０５月田鶴山西商平選 真っすぐの道の寒さを走りけり 平成０８年０４月号玉藻星野高士選 今日は雪予報が出ていますが霙が暫く降った程度です。 北陸にまだ一度も降らない雪、地球が変になっているのでしょうか。

日当たりし障子背にして書に籠る 天地にもの音もなく冬の月 小刻みに時間過ぎゆく師走かな ケーキ手にベル押すメリークリスマス 平成１６年０３月冬野池田昭雄選

眼薬を注せば癒えゆく風邪かとも 平成２６年０６月ホトトギス稲畑廣太郎選 ことごとく冬芽立ちたる森の黙 平成２４年０１月ｅ船団クリニック小枝恵美子選 すれ違ふ人の歩みも日短 平成２６年０２月田鶴つうしん句会水田むつみ選

山眠る虚子の小諸を裾に抱き 平成２６年度俳句ポスト入選句集冬の部瀬東千恵子特選 枯れてゆく庭に情足す狐雨 平成２６年０２月田鶴つうしん句会水田むつみ選 二三日海鼠のやうに眠りたし 平成２６年０２月朝日俳壇大串　章選

碧落を掴まんとして大冬木 平成２５年０４月俳句界大串　章選 大空へ桂の冬芽挙り立つ 平成２５年０１月芦屋ホトトギス俳句会 １２日、１３日はと旅に出るため投稿を中断します 。

白無垢に包まれ深く山眠る 身を呈し空に飛びつくラガーかな 平成２６年０３月冬野古賀伸治選 おでん屋へ意思とは違ふ足が向く たちあがる真白き波や磯千鳥 平成２６年０３月冬野深澤朱実選 １２日１３日は旅に出る予定で投稿は休ませて頂きます。

碧天を寂しきまでに鶴渡る 平成２６年０２月田鶴山西商平選 鶴の野の起伏の果の青き海 平成２６年０５月ホトトギス稲畑廣太郎選 除幕せし句碑より展け鶴の里 平成２６年０３月田鶴水田むつみ選 千の影野面へ落し鶴飛翔 平成２６年０３月田鶴山西商平選 開眼の句碑より鶴の野となりぬ 平成２６年０１月冬野インターネット句会池田昭雄選

鰭酒や心の通ふ者同士 平成２６年１２月e船団俳句クリニック谷さやん選 師走の灯ビルに積み上げ働ける 平成２６年０４月悠水見壽男選