月別アーカイブ: 9月 2016

捉へたる風は離さず花芒 平成２７年１２月俳句界名和未知男選 唐黍の一粒づつに戦後あり 平成２７年１１月松の花安原　葉選 蕎麦の花咲かせて過疎の村起し 平成２７年１１月天日近詠 大らかにとなめしながらあきつ飛ぶ 平成２７年０１月玉藻安原　葉選

９月度例会特選十句 掲載していますので　「例会」ノボタンをクリック下されば御覧になれます。 ホスト：浦島太郎

青野会９月度　特選十二句 「青野会」のボタンをクリック下されば特選を御覧になれます。 ホスト：浦島太郎

人の妻借りて走って天高し 日本伝統協会インターネット句会稲畑汀子特選最高点 海昏れて鯔見櫓の景残る 平成２７年１２月冬野古賀伸治選 牛膝肩で風切る餓鬼大将 帰る距離忘れて歩む花野かな 平成２７年１２月万燈日新集

窓を拭き大秋晴を磨きあぐ 平成２２年１０月分日本伝統協会インターネット句会井上泰至選特選 風捉へ上手に遊ぶねこじやらし 平成２７年１２月阿蘇岩岡中正選 鯔とんで黄昏長き七尾湾 平成２７年１２月冬野古賀伸治選 穂を解きて風呼ぶ高さ芒原 平成２７年１２月俳句界大高霧海選

竹の春わが青春の法学部 平成２７年１２月阿蘇岩岡中正選 雲置かぬ白山蕎麦の花日和 平成２７年１２月未央古賀しぐれ選 あかり坂暗がり坂も月の道 夜々の月謡ひをるのは鏡花とも 平成２７年１２月未央多田羅初見選

名にし負ふ天下の越の稲の秋 平成２７年１２月田鶴水田むつみ選 白露の五七五に支へられ 平成２７年１２月田鶴山西商平選 深み行く小さき秋を拾ひつつ 地底より湧いて来しごと曼珠沙華 平成１９年０１月山茶花三村純也選

月を指す指の先まで風の盆 平成２７年１２月未央古賀しぐれ選 露の世の諸行無常と言ふ言葉 平成２４年１１月ホトトギス稲畑廣太郎選 花芒ふはりとひと日黄昏るる 平成２７年１２月円虹辻　梓渕選 天高し両手を離しペダル漕ぐ 平成１３年１２月花鳥坊城中子選